2007-01-01から1年間の記事一覧

★「一枚の繪」11月号誌上に作品掲載される

「一枚の繪」11月号が発売される。その「一枚の繪」誌上に「アートショップ」のコーナーがあり、15人の画家の作品が掲載されている。わたしもそのうちの一人に選ばれての掲載で(110ページ)、『残照』と題した6号の湖北の落日を描いた絵である。 右…

★府美協展出品作品にコメント届く

奈良県在住の、大阪府美術家協会でご一緒のN氏(大阪府美術家協会委員)から、わたしの府美協展出品作品の写真とコメントが添えられて送られてきた。先輩のN氏から暖かいことばが届き、大変ありがたく感謝、感激である。 いつもながら間際になって搬入日を…

★「核の冬」シリーズと個展の計画を思い立つ

絵を描きながら思い立つ。 12日に誕生日を迎えたばかりで74歳。喜寿まで3年、傘寿まで更に3年、この2回の記念の年に個展を計画・実施する。そして、その6年間に、「核の冬」シリーズを50号で年2〜3点、6年間で12〜15点を制作する(是非実現したい)。…

★平和塾特別講座「大阪城歴史探訪」不参加

昨日実施の平和塾特別講座「大阪城歴史探訪」を、急ぎの救援美術展への作品制作のためと、気管支喘息の兆候が二日前からあって、大事を取り欠席する。 本日の大阪府美術家協会の事務局会議も同じ理由で欠席。

★救援美術展オープニングパーティ 

協力作家の参加は、里見嘉一、教ご夫妻、矢野喜久男氏との四人。時間の都合で司会者による紹介のみであった。 長生園不明事件(「横領」の冤罪を晴らす民事裁判)、再審を求める冤罪・日野町事件、山科民商今西税金裁判、死刑台からの救援を訴える名張ぶどう…

★救援美術展京都展で京都へ出向く

ラボール京都の大ホールで開催の救援美術京都展のオープニングパーティに招待されていて参加するため、午後家を早めに出て、久し振りに河原町三条から河原町四条への東側を歩いた。京都の街も様変わりしている。河原町三条から少し上がったところに古書店(…

今日は誕生日

今日12日は、74歳の誕生日である。特別の感慨はないが、これから先をどう生き抜くか、正念場だ。あとはもう少ないのだから、しっかり歩をすすめなければならない。

府美協展出品作品を褒められた

小早川協右氏の個展オープニングパーティの会場でI氏(大阪府美術家協会委員)から府美協展出品作品「核の冬の朝」についての感想を聞かせていただいた。感動したとのこと、常によく描き込んでいるからこそ、あそこまで描けるんだと思ったと。描かれた川が…

★小早川協右氏の個展拝見

昨日、大阪府美術家協会や寝屋川市美術協会でご一緒の小早川協右氏の7回目の個展を、心斎橋の「小大丸画廊」に拝見しお祝し、オープニングパーティにも参加するために出向いた。パーティでは予期せぬ乾杯の音頭を取るよう指名を受け恐縮した。 手馴れた水彩…

★[詩]甲斐性なし

太陽が入日までの時間を弄んでいる 両岸の堤防で遮られた空の下 水温む川面を刷いた風が 流れに背くアメンボを後押ししてる 川原にゴム草履を脱いで 高足を踏んで流れに割って入り 高鳴る胸を静めて杭の間に手を入れる 取り逃がした何度目かの挑戦で 小さな…

★大作が帰る

寝屋川市美術協会選抜展(S60)と府美協展(F100)の2点が帰ってきた。 また何処へも行き場のない大きい作品がわが家で増えることになる。この処遇を今までの大作と同様どうするか、考えることのが急がれる。

★府美協展出品作品「核の冬の朝」の感想寄せられる

件のY氏から電話で府美協展を観に行ったとの電話があった(8日の夜)。 いつも容赦のない厳しく批評してくれるY氏にしては、珍しく暖かい肯定的な感想と批評のことばであった。 府美協展の他の作品の多くが描きすぎであるのに比べて、すっきりしていて落…

★府美協展始まる

昨日から第28回府美協展が始まった。夜、美術館の「榴樹」でオープニングパーティが開催され、盛り上がった。 作品は、178点(日本画30、洋画143、彫刻5)ということだった。 わたしの『核の冬の朝』(F100号)の評判は、搬入のときに聞いた…

★府美協展搬入・飾付け作業に参加

今日は午後府美協展の搬入と飾付け作業に参加した。 出品点数が180点弱、うち日本画が30点、彫刻が三人で5点、あとが洋画。昨年より少し少ないとのこと。その分飾付けはゆったりして見やすくなった。 わたしの作品の評価を二、三の人から聞いた。「題…

★府美協展搬入に備える

「第28回府美協展(会場・大阪市立美術館〔天王寺〕 会期・10月3日〜8日)」の出品作が、明日の搬入に備え昨夜半に仕上がったことにした。今日は今日で予定があったから。 精一杯やったことはやったつもりだが、それほどの出来栄えではないように思え…

★寝屋川市美術協会選抜展搬入

今日午前中に、寝屋川市美術協会選抜展の搬入・飾り付けの作業が、市立市民ギャラリーであり、参加。『明日へ』《S60・(130×130)》を出品した。 今年の関西平和美術展に出品した作品に少し加筆しての出品である。 明日へ希望を託す思いで描いた。…

★学校への一本道

田圃には一面レンゲ草が咲き誇り 蝶々が飛び交っていて 級友と後になり先になり ランドセルの中では筆箱が音を立てて踊っていた 一面の田圃の中の学校への一本道 ややあって 空襲警報でB29の編隊の下を 下級生の手を引いて小走りに走った 一面田圃の中の…

★残暑厳しき運動会かな

京都市伏見区にいる娘の子供たちふたり(六年生と三年生)が通う小学校の運動会に、家内と連れ立ち声援を送りに行ってきた。残暑が殊の外厳しく、よくもまあ、あんな中で運動会が無事終了したものだとほとほと感心した。それにしても子供たちは元気だ。 いま…

★亀の子

かまどで飯を炊きながら母が言うた そのちっちゃな亀にもお母さんがいるんやで 兄ちゃん姉ちゃんがいるかも知れへんな あの子はいまごろ何処へ行ったんやと お母さん亀と一緒に探しとるんやないか 亀の子は掌の上で首と足をすっこめたまま 寝屋川の川原で亀…

★整理整頓断行宣言 

わたしは理整整頓が苦手である。困ったものである。アトリエは十分散らかっているし、本や大作の絵などなど、絵具や道具類も散らかっている。その内に片付けて見せると思いながら日が経っている。大中小の小ぐらいの整理は時にするのだが、中に移るまでに整…

★思いは飛んで

どこまでも青く乾いた 凍てつく北河内の空を背景に 長々と飛行機雲を引きながら B29一機がかすかな爆音をこぼし 縦断北上するのを見たのは 手水鉢の水が凍っていた 国民学校の五年生の正月の午後だった その年、多くの都市が 爆撃を受けて焼け跡と化し 広…

★ほらまたブログが流れる

府美協展出品作品が捗らない。気持ちだけが先走る。 頼まれていた原稿を送付する。平和塾に出席する。病院の予約の日が来る。 ブログが流れる。 こんなことで日が過ぎ、月が経ち、年が明ける。 どこかで区切りを付けて、しゃんと日を送り、月を向かえ、年(…

★海へ

湿ったバイオレットの寒気を載せて いつもの表情で蛇行する川面に 2000年の顔を付けた太陽が 川岸のフェンスの影を長く引く朝 忙しげに鯉が3匹、5匹 鯉よ 鯉たちよ 知っているか この川がアメンボやミズスマシ、ヤゴ ゲンゴロウ、蛍の幼虫や亀、蛙や …

★カウンターが1000を超える

ブログを始めたのが8月12日。カウンターを貼り付けたのが17日からで、昨日で1000を超えた。カウンターを貼り付けてから29日目である。これが早いのか遅いのか解らない。 ブログを始めたといって知人友人にアクセスしてもらっての感想は、「お歳だ…

★民主日本 世界平和」

戦争が終わった 正月休みの書初めの宿題に 「民主日本 世界平和」と書いた 寝入りば 南方洋上に編隊を組んだB29が やがて紀伊水道を北上し 警戒警報が空襲警報に変わる 起こされて暗い防空壕の中へ 時に寒さや暑さに耐えながら 遠くで地鳴りするようなB…

★『核の冬の朝』を描きすすめる

核で汚れた空を表現する点、点は一応空一面に行き渡った。これから深みを追求してリアリティを出さねばならない。さらに点、点を何度か重ねることになる。太陽が汚れて空の高みから、それでも鈍い光を地球に注いでいる様を、どれだけ真実味を帯びた表現に高…

★更け行く風景

1 入日を浴びて 町がごとりと傾く時 選挙の前哨戦のポスターが マジックで無理やり髭を生やされて 饒舌に国を憂い 夕日に晒されながら 国輿しを訴えている 町は長い影を引いていく 川面を撫でて 土手一面の厚化粧の 満開のつつじの間を縫って 生暖かい風が…

★100号の絵を描く作業が始まる

『核の冬の朝』(100号・162×130(cm))を描きながら、止め処もないことを考えている。 100号縦位置で、画面の上から5分の3ぐらいを、朝の太陽が上った空で占められている。5分の2ぐらいの下の部分は、川が流れる街の風景である。まだ今…

★軍靴の音

思い切り日の丸の旗を振っている 心配一杯の小学生が 父ちゃん早く帰ってと 振った手で無事で元気で帰ってと 涙を拭っている若い母さんが さあくッ ざあくッ ざあくッ ざあくッ ざあくッ ざあくッ テレビの画面からは 然程には聞こえてはこなかったが 迷彩服…

★ブログを始めて一ヶ月

雑事にまぎれてやむなく休んだらつぎつぎと雑事が追ってきて、思わぬことに8日も休むことになってしまった。それに今日でブログを始めてちょうど一ヶ月目。 地元寝屋川で市美術協会で共に活動してきた副会長の三村精志郎氏が膵臓癌で急逝された。同い年であ…