2008-01-01から1年間の記事一覧

-9-☆新しい年を迎える構え

今年も終わる。 新しい年を迎えるにあたり、あれこれの予定や是非これはやりたい、しなければならないと毎年のように思う。しかし、その半分もやれないままにまた新しい年を迎えることになり、また同じことを思って新しい年を迎えることとなる。「こまったと…

☆今年も終わる

うかうかしている間に30日になってしまいました。今年もあと1日。 風邪気味だったり、それでか気管支喘息の徴候がでたりと体調がいまひとつのところに、雑用に追われたりとブログを綴るのが遠のいてしまいました。否、雑用がたたって体調を崩したのかもし…

☆第3回平和塾第4講の開催

午後1時30分から市民会館講義室にて、「日本映画の耀いた時代」と題して、映画監督の島田耕さんによる第3回平和塾の4講が開催されました。 戦後まもなく、治安維持法・映画法の廃止、映画界の戦争責任追及、労働組合結成など民得主的な風潮が高揚する中…

☆映画『蟹工船』上映と講演

第3回平和塾の2講として、総合センターホールで、小林多喜二の『蟹工船』の映画(山村聡監督)の午前と午後の2回の上映と、中ほどで、山口哲臣さん(兵庫県・多喜二・百合子の会会長)の「いま、なぜ若者に「蟹工船」が読まれているかーその現代性と小林多…

☆大阪府美術家協会入会審査会開かれる

午後1時から3時まで、今年第2回入会審査会が府美協事務所別室で開かれ、審査委員は日本画・洋画から各3名の計6名で(欠席があって)、審査委員のわたしも参加しました。 入会希望者は、日本画が14名、洋画が5名の計19名ありました。 順次30号2…

☆弟の68回目の誕生日のはずだったが…

わたしが小学校1年生のとき、7歳あいて弟が、1940年12月5日生まれましたので、今日が68回目の誕生日になるはずでした。しかし、今年の3月23日に、前日の夕刻、自分の家の前で転んで後頭部を打ち付けたのが原因で、20時間後に亡くなりました…

☆「詩集 八十六歳の戦争論」を書店で見つけた

天満橋のジュンク堂書店の詩集コーナーに、井上俊夫著「詩集 八十六歳の戦争論」1冊が他の詩集と一緒にあるのを見ました。 幾人かの人が手にして見られ、その中の誰かが買って読んで(見て)くださるのだろうか。1冊だけというのは何か寂しいような気もし…

☆えん罪日野町事件阪原弘さんを守る大阪の会第8回総会開かれる

午後6時からえん罪日野町(滋賀県)事件阪原弘さんを守る大阪の会第8回総会が、国民救援会府本部の会議室で開催されました。中西会長が体調不良のため欠席でしたので、指名でわたしが会長代行ということで開会挨拶をしました。来賓として府本部の伊東さん…

☆今年もあとひと月

早いものです、今年もあとひと月となりました。 今年は3月に実弟が自宅前で転倒後頭部を強打して急死し、10月には従兄で詩人だった井上俊夫が、最後に刊行した詩集を見ずに肺炎のためあの世へ逝ってしまいました。 今年はその他いろいろありました。しか…

☆故井上俊夫氏の四十九日の法要に参列

午前10時30分から、従兄で詩人であった故井上俊夫氏の四十九日の法要が、少し繰り上げて自宅で営まれました。わたしも参列しました。 もう早くも四十九日の法要です。 俊夫氏は、出来上がった詩集をどのように眺めているのでしょうか。 俊夫氏が、「これ…

☆日本国民救援会寝屋川市支部第7回大会開く

午前11時より、日本国民救援会寝屋川支部第7回大会が20名の会員参加で開催されました。開会の挨拶のあと、「おやじ狩り事件」の被告・藤本敦史さんの姉さん浜谷恵さんから当事者親族として、不当に逮捕され、いかに冤罪が仕組まれていくかの話を聞きました…

-8-☆迷走の定額給付金

政府が疲弊する経済を立て直す対策の目玉として打ち出した定額給付金が、各界各層からの反発を受け迷走している。肝心の与党内部や政府関係者からも危惧の念を表明する発言があとを絶たない状態である。給付金の処理を丸投げされた地方自治体の首長たちから…

☆「大阪美術9条の会」が、発足3周年のつどいを開催 

午後6時30分からエルおおさで、「大阪美術9条の会」発足3周年のつどいが開催され、わたしも参加しました。会の発起人を代表してわたしが開会の挨拶をしました。 最初に事務局長から、この1ねんの経過報告と会計報告がありました。 続いて、「パネラー…

☆寝屋川革新懇話会・2008年度総会開く

午前10時から寝屋川市職員会館3階で、寝屋川革新懇話会2008年度総会が開催され、会員60余名の出席がありました。わたしも出席しました。 向江 強世話人代表の開会の挨拶があり、来賓として大阪革新懇話会を代表して小林つとむ弁護士らの挨拶があり…

-7-☆田母神前空幕長の「侵略国家は濡れ衣」小考

かつて日本が、中国を始め近隣諸国に武力をもって侵攻し、多くの人のいのち・財産を奪い、自然や村・町を破壊して多大の戦禍をもたらしたあの戦争を、侵略戦争であって日本は侵略国家であったというのは日本政府はもちろん大方の人の見解である。この見解と…

☆ねやがわ平和塾・すずききよしさんが講演

午後1時30分から寝屋川市立市民会館で、第3回(2008年)ねやがわ平和塾が、3講の『反戦平和の語り部として』と題して、シンガーソングライターのすずききよしさんの講演・歌とトークで始まりました。 昭和1ケタ生まれのすずきさんは、小学一年生の…

-6-☆真夜中のゴキブリ(3)

前の日に排水口に滑り落ちたゴキブリは、それでも生きていればおそらく瀕死の状態であろうが、もう見ることもないであろう。もしかして、死んでしまったかもしれない、などと二日間の真夜中の出来事を時に思い出しながら、絵を描いて一日を過ごした。 例によ…

-5-★真夜中のゴキブリ(2)

その次の日の昼間もいつもの通り、絵を描いて過ごした。昨夜のゴキブリの一件はすっかり失念していた。 就寝時間になり手を洗う段になって、昨夜のゴキブリのことが思い返された。しかし彼のゴキブリはどっち道、死んでもおかしくない様態だったし、助けてや…

-4-☆真夜中のゴキブリ(1)

三、四日前の真夜中のことである。アトリエでの制作を終え、就寝のためにアトリエの横にある洗面台で絵具のついた手を洗うのに、蛍光灯のスイッチをいれた。洗面台が灯りが降り注いで白く浮き上がった。その一瞬、洗面台の底の排水口の縁に、ゴキブリ一匹が…

☆「一枚の繪」へ作品を送る

「一枚の繪」へ右画像の『備前焼に椿』(F3号)を含めて5点の作品を届けました。人工の焼き物と自然の椿との対比の妙を、洋画ですが面相筆で描きあげました。 「一枚の繪」絵画展会場でお目に留まりましたら、よくご覧ください。 よろしくお願いします。 …

-3-☆アメリカ大統領選、オバマ氏大勝

アメリカの大統領選挙の結果は、民主党のオバマ氏が、共和党のマケイン氏を大差で破って大統領に当選した。これは実質上アメリカ国民が、共和党のブッシュ政権8年間からの脱出を願い、明らかにブッシュのこれまでの政策に「ノー」を突きつけ、「変革」のオ…

-2-☆文化の日に思う

人類の歴史は、文化の歴史でもある、といえよう。 健全な文化が自由に育まれ、すべての人によって享受されることが保障される社会の実現が大切である。そのことによって、人類は大きく飛躍発展もする。 健全な文化は、自由と民主主義とともに平和でこそ育つ…

☆「詩集 八十六歳の戦争論」が発売になる

いよいよ井上俊夫著『詩集 八十六歳の戦争論』が発売になったようです。 井上俊夫は残されたいのちぎりぎり使って精一杯、自分でやることはすべてきちんと最後までやり終えました。最後の最後まで完璧主義を貫き通した人でした。わたしが担当した表紙や扉・…

-1-☆日本丸よ何処へ行く

荒海を行く日本丸、乗り合わせたわたしどもは、翻弄されながらも暮らしてゆくのに必死である。しかし日本丸の船長は二代に亘って船長としての責任を省みず放り投げてしまった。 こんな場合、日本丸に乗り合わせているみんの信を問わなければならないのが常識…