★寝屋川市美術協会展始まる

 今日から23日(水)までの予定で、寝屋川市美術協会展が始まった。昨日搬入・飾付け作業が会場の市立市民ギャラリーで行われた。わたしは、『鳩群れる』と題したM20号を出品した。
 制作が、大阪美術九条の会美術展と重なり、いつものことながら大変だった。
 しかし結局は、九条の会美術展は寄贈した作品を借り出して出品し、市美術協会展の作品は搬入前日の深夜(その日の明け方)までかかって仕上げた。
 憲法九条に因んでいろんなポーズをした九羽の鳩が、茸雲の形をした地に群れている姿を描いた。平和へのメッセージを伝えたかったが、気ばかり焦って十分な準備が不足していたために、意が伝わらないもどかしさが残り残念である。写真を撮って今日のブログに貼り付けるつもりだったが、あわてて(時間がなく)撮れなかった。今度21日に会場当番に行くから撮って貼り付けよう。
 寝屋川市美術協会の行事への参加は、三月末に退会するのでこの展覧会で最後になる。いろいろお世話になった。まずは健康のために順次仕事を減らすためである。深夜まで仕事をしないように心がける、そんなためである。
 それで、なんとしても「核の冬」のシリーズだけは描き続けて、関西平和美術展や日本アンデパンダン展などには発表・出品したいと考えている。
 市美術協会展搬入の折、協会の会報が配布された。わたしの一文も、「美術協会の誇りと課題」と題して掲載されている。退会するのにちょっとそぐわないテーマになってしまっている。退会届と編集時のタイミングがずれた所為である。あにはからんや、わたしが欠席した運営委員会で、前述の一文の趣旨とは違った方向を、総会にかけないまますすめられるようである。ならば、前述の一文は掲載しいほうがよかったではないかと思うが、もうこれ以上は深入りしない、所詮退会する身なんだから。
 市美術協会の皆さんありがとうございました。