★新しい年が、静かに明ける

 昨夜、NHKの「第60回紅白歌合戦」をちらちら見て、年越しそばを食べ、民放の「朝までテレビ」を途中まで見て就寝。
 いつもよりは少し遅めに起床。家人と新年を祝って、もちろん熱燗の日本酒で乾杯しました。
 歳の所為か、紅白はNHKがえらく力を入れている割には、それほど気分は乗らず、ずっと以前ほど気持ちを高ぶらせるほどのこともなく、淡々と見てる内に終わりました。もっとも、若い人たちが歌う歌のほとんどが、馴染みなく、いっこうに乗れない気分のまま時が過ぎました。やはり、歳なのでしょうね。中に、あの馬鹿に派手な衣装とパホーマンスには、何の感動もわきませんでした。審査員の中には、歌が持つ力に感動したという人が多くいましたが、現場の会場とテレビの前との違いなのか、それほどのこともなく過ぎてゆきました。世の中、仕事もなく、住む家もなく、十分に食べられないで、年を越している人もおられることを考えれば、何かしっくりしないものを感ずるのは、わたしだけでしょうか。
 「朝までテレビ」は、民主党の議員さんが当然のことながら、みなさんから咎められていました。昨年8月の選挙のときのマニフェストと、政権100日の実際・実績との違いをつつかれていました。やたら「政権交代」を謳って国民の大きな期待を得た割には、腰が座っていない感が免れない。国民の希望や願いを背景に政権を 交代したのだから、自公の政治とは違った色合いを見せなきゃ意味がないのでは・・・・。自信を持って、今までの政治の改革をテーマにしっかりとすすめたもらいたいもの。
 わたしたちも、この際だから力を一つにして、現実の政治を動かすよう要求や願いを声高に政府に届けなければならないのではないでしょうか。今年はそんな一年になりそうです。
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