★時間をしっかり拾い集めて

 上記に引きつづいて。
 これからの余生を十分に悔いないように生きるためには、何よりも日々の刻々の時の過ごし方がますます大事なってくる。ここまで生きてきて中学生のようで面映く恥ずかしいが、時間割を設定して、毎日少しずつでもやりこなして、蓄積してゆくことであろう。一年、三年、五年と蓄積されれば、なんか見えてくるものがあろうか。何処まで生きられるかも問題だが。あくまであきらめないことだろう、それが最後にものをいうのだと思う。
 画業はいうに及ばす、芸術論・美術史などを含めた学習、詩作とエスペラントの学習を心がけ、室内でできる軽運動などして老骨をなるだけ長持ちするように考えながら、日々の時間を拾い集めて、それらを一つひとつやりこなしながら生きてゆきたい。
 アトリエの整理がまだできていない(ブログなど綴っている暇があるなら、そちらが先だろうという声が聞こえそうだが、)。とにかく生きることは、確かにシンドいことだが、だから面白いともいえる。兎にも角にも生き切るしかない。生きる。